オッペンハイマー感想

今週末は僕ヤバと、オッペンハイマーとかコンテンツに恵まれていて、

まずオッペンハイマーを観てきました。非常にいい映画だったと思います。

 

アカデミー賞の作品賞で候補作となっている作品の中でも、キラーズオブザフラワームーンもめちゃよかったんですけど、抜けていたと思います

日本公開が遅れたので、待てなくて、脚本を購入して読了したうえで視聴したのですが、脚本を読んだ上でトリニティ実験のシーンをハリウッド最強の集団がエンタメとして美味しく仕上げてしまうのだろうなと思っていたし、正直それは了解していたのですが、その部分は意外にも抑制されていて、むしろ狂喜乱舞する群衆の方をブーストしていたのが印象的で、ノーランは外さないなと。。

思想に染まっているシーンというのもちゃんと、一歩引いて「あ、この人は思想に染まっているんだな」と受け取れるように描写していて、ノーラン監督はメタ視点みたいな持ってるなと思いました。

 

でも脚本もよくて、一人称(珍しいことなんだと読んだ後に知る)小説のように読めて、ラストの世界を壊すことの重大さの描写は本の方が愕然としました。ケネディの名前出たとき、アメリカ人でもないのに沸いた自分が居ました。。

 

腕のある映画監督の映画は、3時間あっても苦じゃないですね。

 

あと、観ててmartyrっていう英単語がマーダーって発音するのに気づくことができたのでよかった!()murderかと思ったけど、それとも発音が異なるという。。

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