最初はホントにこの人映画すきなんだってという感想で始まったけど、
最終的には非常に高いところまで連れていかれた。火の鳥、漫画版ナウシカのレベルまで。
一番好きだったシーンは6巻の映画館の見開きのシーン。すごいシリアス内容なのに、現実のアットホームな光景が染みる。
バンバン人が死ぬように見えて、アグニが最後にサンとして生きて、トガタのフィルムを鑑賞したように、つながりがあるのが(もう言葉にできないが)すき。自分が何者かを決めるのは他者だという作中の言葉を表現しているのだと↓のブログをみて気づいた。
外側と他者
藤本タツキ「ファイアパンチ」考察 - 新薬史観
あと、「アシスタントをちゃんとクレジットしている」っていうのがやっぱり藤本タツキは時勢に鋭敏な方だなと思いました。